◇二つ葉援奏団ができるまで◇

~二つ葉援奏団代表 薄田のブログ(2011年5月24日の記事)より~

被災地への支援のことをずっとずっと考えていました。
私に何ができるのか。
でも音楽だけで何が出来るのか。
出来ることがあっても、それは誰にとって大事なのか。

お金もない。
音楽以外の知識も少ない。
こんな小さな私でも出来ることはないか。

あるのは正義感と行動力とアイディアくらいかな。
コンサートを企画する力は人よりもあるかもしれません。

吹奏楽連盟のような大きな団体には全国からの楽器の寄付や義援金が多く寄せられたようです。
最近の更新情報には集められた楽器が公表されていました。他に足りていないものや届出のない団体からの要請もこれからまとめて発表していくとのこと。状況が少しずつ良くなっていて本当に良かった。

では。
団体に所属していない音楽関係者はどうなるのだろうか。
オーケストラの方や個人で音楽をやっている人はどうなるのだろうか。
被害をうけた音楽教室はなかったのだろうか。

その人たちに対して出来ないことはないだろうか。
音楽家にしか出来ないことはないだろうか。
欲を言えば、支援する音楽家にもためになることはないだろうか。

チャリティコンサートを開くことは決まっていた。その内容に工夫が必要だ。

支援先を団体や企業ではなく、個人にするという考えを色んな人たちに聞いてもらった。

学校などの団体に所属せず、個人で音楽をやっている人たち。不公平だ言われる可能性もある。住む場所も生活もままならないのに楽器があってもどうにもならないという意見もあるだろう。きっと大人は生活のことでいっぱいだ。でも、突然趣味を失ってしまった子供はどうしているんだろう。そしてきっと子供のために楽器を買ってあげられる状況にないことを、子供もわかっているだろう。楽器があったとしても楽譜が流されたり使い物にならなかったり。修理をしたくてもどこにも持っていけない人たちもいるだろう。

私もそうですが、音大仲間には、小さな頃から自分の楽器を所有し、個人で習ってきた者が多い。音楽に携わっていられる幸せは、たぶん、ずっと音楽を続けている私たちが一番よく知っている。それが突然、自然災害の威力で何もできなくなった人、子供たちの気持ちを考えるといてもたってもいられない。

何のための資金集めなのか。
何に使われているのか。
いつ使われているのか。
それらが伝わってこないものが多いような気がします。

私は直接的な支援がしたいんです。

今、会場探しやメンバー集めをしています。チャリティーコンサートの準備を始めます。
色んなご意見があるかもしれません。でもこれは今の段階での考えです。
うまくいかなくなるかもしれません。
これから少しずつ分かったこと、変更すること、新しい案なども正直に書いていこうと思います。

何かいい案や他の方の活動、何でも結構ですので、協力頂けることがありましたら情報を送って下さい。

皆さん、宜しくお願いいたします。